芝居文字(歌舞伎文字・勘亭流)について--どんな趣味? |
芝居文字(しばいもじ)は、通称で勘亭流(かんていりゅう)とも呼ばれる、江戸時代に生まれた「江戸文字」の中の一つです。江戸文字には落語・相撲・歌舞伎・提灯(ちょうちん)の大きく4つの種類の字体に分けることができます。その中で芝居文字は、歌舞伎や狂言をはじめとした芝居の演目や番付(役者の名前)などを表記する上での字体で、歌舞伎文字とも呼ばれています。看板に書く上で目立つようにした力強い太さに加えて、しなやかさを併せ持っているのが特徴です。 |
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芝居文字(歌舞伎文字・勘亭流)の詳細・紹介 |
芝居文字の通称である「勘亭流(かんていりゅう)」は、考案者である岡崎屋勘六(おかざきやかんろく)の屋号である「勘亭」から由来しています。その特徴は芝居の大入りを願って縁起をかつぎ「内へ入る」筆法で「隙間なく」書かれており、書き方は普通の書道に比べて異なる点も多くあるので、書道経験者にはかなり新鮮な気持ちで書くことができることでしょう。歌舞伎文字はこれから書道を始めたい初心者にもオススメしたい伝統趣味です。 |
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江戸文字の一つである芝居文字・歌舞伎文字は、御家流(おいえりゅう)を元に開発された文字です。考案者である岡崎屋勘六(おかざきやかんろく)の「勘亭流」としても呼ばれ、親しまれています。 |
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芝居文字(勘亭流)は、歌舞伎(かぶき)や狂言(きょうげん)などのチラシや看板に使われており、歌舞伎文字とも呼ばれています。芝居小屋にかけられる役者の名前(番付)や芝居の演目などの看板に使われ、遠くからでも目立つように極太の書体で書かれているのが特徴です。 |
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芝居文字・歌舞伎文字の他にも、江戸文字には落語・相撲・提灯(ちょうちん)の大きく4つの種類の字体に分けられます。一見すると、みんな同じような字体ですが、それぞれに特徴を持っています。 |
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芝居文字は江戸時代に一般的に使われていた御家流(おいえりゅう)が元になっています。極太で丸みがあり、力強さとしなやかさが合わさっているので、「内へ入る」書体は縁起を祝ったものとされています。 |
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見る人の心を惹きつけ、アートと呼ぶにふさわしい芝居文字・歌舞伎文字。書道に興味がある人はもちろん、すでに書道を始めている方にも新鮮な気持ちで楽しむことができるオススメしたい趣味です。 |
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芝居文字(歌舞伎文字・勘亭流)を趣味にするポイント |
すでに書道を習っている方はもちろん、これから書道趣味を始めたい方にもオススメしたい趣味が芝居文字(歌舞伎文字・勘亭流)です。日本人に長く親しまれている芝居文字を書いているだけでワクワクした気持ちになれ、ビラ文字とも呼ばれるほど目立つので、チラシやポスターなどを作る上でも役立てることができます。また、外国人にも注目される趣味としてもオススメです。 |
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