浪曲・浪花節について--どんな趣味? |
三味線の演奏に合わせて人情話や任侠の物語を語る浪曲(ろうきょく)・浪花節(なにわぶし)は、明治初期に成立した演芸です。笑いと泣きを織り交ぜた人情味溢れるストーリーが特徴で、節(ふし・メロディ)と話術で見る人、聞く人を惹きつける話芸です。 |
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浪曲・浪花節の詳細・紹介 |
高尚(こうしょう)な趣味として浪曲を聴くのも楽しいですが、自分で「浪曲師」を演じるのもオススメです。話芸としてはもちろん、顔の表情やゼスチャーなど自分の表現力を高めることができるので、人前で話をするのが好きな人にはぜひ挑戦していただきたい趣味です。 |
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三味線の演奏に合わせて節(歌)と啖呵(たんか・セリフ)を組み合わせた浪曲は、浪花節(なにわぶし)とも呼ばれる話芸です。落語・講談とともに3芸能として人気を誇っていました。 |
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浪曲には数多くの演題(作品)と共に、名人と呼ばれる浪曲師の活躍も大きな魅力です。役柄を演じ分ける高い表現力と臨場感は、観客を一気にストーリーの世界に引き込んでいきます。 |
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寄席では生の浪曲を鑑賞することができます。浪曲師と三味線を演奏する曲師との息の合った圧巻のパフォーマンスはまさに日本の話芸の真髄です。近年では若い世代からも注目を集めはじめており、再び脚光を浴びています。 |
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日本の伝統芸の中において、女性の浪曲師が多く活躍しているのも浪曲の特徴です。長年の低迷の時期を脱し、若い世代からも多くの浪曲師が活躍し、注目を集めています。 |
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浪曲には多くの演題(曲)があり、人情話や任侠話の笑いと涙を織り交ぜた義理人情といった人間の感情に訴えかける作品が特徴です。泣き笑いをしながら聞いた後にはスッキリとしますよ。 |
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浪曲・浪花節を趣味にするポイント |
日本の話芸の真髄との呼び声も高い浪曲は、浪曲師と曲師との即興演奏も見所の一つ。すべてがライブ感覚で行われており、まさに神業と呼ぶに等しい演芸です。CDやDVDをはじめ、寄席や演芸場では生の浪曲が楽しめますので、是非体感してください! |
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